「炊事」 鄭明析
おなかがすいたと言う 愛する人の言葉を聞いて 朝ご飯を作ろうと 息が切れるほど 足の裏に火がつくほど 走り回った。 私の愛する人は 天の厨房に入って 人生のご飯を作るため 一日中 出てこないから 冷や飯になるかと 温め直し 冷めたスープになるかと 温め直した。 朝ご飯が昼ご飯になりそうだと言ったが 夕飯になった。 温め直し また温め直した魚のスープは 温め直し過ぎて焦げてしまった。 温め直し また温め直したご飯は 伸びきって膨らんでしまった。 あれもこれも持ってきて どう食べるのか心配するから 愛する人、こうおっしゃる。 外で食べるビュッフェよりおいしい。 心が甘いから食べ物が甘く ご馳走の味だ。 私を見て笑ってくれるから しわが寄った顔が 笑顔になるのだな。
-ドイツで
【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4冊を発表。2011年に韓国100年史詩人に公式登録。2013年、各書店にて詩集ベストセラー。現在も、詩作の手綱を緩めることなく、今までに3000編あまりの膨大な詩を発表している。
・キリスト教福音宣教会(CGM)公式HP…http://www.j-cgm.net/ ・鄭明析牧師 公式サイト…http://jung-myung-seok.com/ ・鄭明析牧師 詩サイト…https://j-cgm-poem.com/ ・コミュニティサイトMannam & Daehwa…http://ja.god21.net/
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骨を削り、心を削って歩んで来た人生の道。 そこで出会った神様との経緯、そして詩。 人生を深く思索し、ひたすら神様と共に歩んで来た詩人 鄭明析 が霊感によって汲み上げた珠玉の詩の作品の数々をご紹介しています。
「炊事」 鄭明析
おなかがすいたと言う
愛する人の言葉を聞いて
朝ご飯を作ろうと
息が切れるほど
足の裏に火がつくほど
走り回った。
私の愛する人は
天の厨房に入って
人生のご飯を作るため
一日中 出てこないから
冷や飯になるかと
温め直し
冷めたスープになるかと
温め直した。
朝ご飯が昼ご飯になりそうだと言ったが
夕飯になった。
温め直し また温め直した魚のスープは
温め直し過ぎて焦げてしまった。
温め直し また温め直したご飯は
伸びきって膨らんでしまった。
あれもこれも持ってきて
どう食べるのか心配するから
愛する人、こうおっしゃる。
外で食べるビュッフェよりおいしい。
心が甘いから食べ物が甘く
ご馳走の味だ。
私を見て笑ってくれるから
しわが寄った顔が
笑顔になるのだな。
-ドイツで
【詩人としての鄭明析】
1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4冊を発表。2011年に韓国100年史詩人に公式登録。2013年、各書店にて詩集ベストセラー。現在も、詩作の手綱を緩めることなく、今までに3000編あまりの膨大な詩を発表している。
・キリスト教福音宣教会(CGM)公式HP…http://www.j-cgm.net/
・鄭明析牧師 公式サイト…http://jung-myung-seok.com/
・鄭明析牧師 詩サイト…https://j-cgm-poem.com/
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