2017.10.30 » 6年 前

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鄭明析牧師の詩~【埠頭の孤独】詩集第3集より


「埠頭の孤独」 鄭明析

あの多くの人間雲は
どこに行き
私独り
座っているのか。

誰か私を
探す人いないか
四方を見回したら
私の顔だけが
水面(みなも)に映る。

汽笛 寂しく鳴き
埠頭のかもめも
一緒に鳴くから
雨に濡(ぬ)れたわが心は
重いばかりだ。

‐日本で

【詩人としての鄭明析】
1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4冊を発表。2011年に韓国100年史詩人に公式登録。2013年、各書店にて詩集ベストセラー。現在も、詩作の手綱を緩めることなく、今までに3000編あまりの膨大な詩を発表している。

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・鄭明析牧師 詩サイト
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