2017.06.21 » 7年 前

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鄭明析牧師の詩~【藁葺き家】詩集第4集より


「藁葺(わらぶ)き家」 鄭明析
祖父 祖母と
両親
月明洞(ウォルミョンドン)に
住むようになって
私もここ
月の村に
住むようになった
藁葺き家で
はらはらしながら
生きてきた


つばめの夫婦が
腰をぎゅっと締めて
軒先に
巣を作る
私の運命と
同じだな
似た者同士
集まって暮らす

何か言われるのではないかと
私の顔色を窺(うかが)う
心配するな
おまえのことが好きで
拍手して
歓迎式を
してあげるのではないか

私もおまえを助けて
土をこねて
一瞬にして
作ってあげたいが
おまえも苦労しながら
土の巣を
作ってみてこそ
わが心情を
分かってくれ
私と共に
一時(いっとき)でも
心情を分かって
仲むつまじく
経緯(いきさつ)の中で
生きていく

心情が分かれば
動物も
人間も
天国の世界ではないか
土の家でも
構わない
草の家でも
構わない

【詩人としての鄭明析】
1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4冊を発表。2011年に韓国100年史詩人に公式登録。2013年、各書店にて詩集ベストセラー。現在も、詩作の手綱を緩めることなく、今までに3000編あまりの膨大な詩を発表している。

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